第2回 2004年3月14日
“朔太郎を活かしたまちづくり”について考える
前橋の再生・再活性化を実現するためには、“前橋の魅力(個性)を活かしたまちづくり”が、大変重要です。
前橋のキャッチ・フレーズは、“水と緑と詩のまち”。その詩のまちを生んだのが、まさに日本を代表する近代詩人のひとり、萩原朔太郎です。
かつて、朔太郎の生家は、国道17号線を挟んで前橋テルサの相向かいの場所にありました。朔太郎は、57年の生涯のうち約40年間を、その場所で過ごしています。 その後、その土地は、民間企業の手にわたることとなり、その際、そこにあった土蔵と書斎が、敷島公園内に移築されました。 そして、その場所に、マンションの建設が予定されました。前橋にとって、本当にそれでよいのでしょうか。