2005.03.15 : 平成17年第1回定例会(第4日目) 本文

【20番(中島資浩議員)】 初めに、中心市街地の再活性化についてお尋ねいたします。 高木市長には昨年2月にご就任以来、中心市街地の再活性化を最重要課題の一つとして掲げ、この1年間中心市街地ににぎわい課と証明サービスコーナーの設置、市営駐車場駐車場料金の値下げを初めとしてプロジェクト8、にぎわい復活アイデア募集の実施、まちづくりにぎわい再生計画プロジェクトチームの立ち上げ、あるいは千代田通りの交互通行の実施等々、その具現化に向け、積極的に中心市街地の再活性化策に取り組まれております。しかし、中心市街地の交通量や人の流れ等について見ますと、まことに残念ながら余り目立った変化は見られないようであります。そこで、これまでの結果や実績を踏まえ、今後さらに中心市街地の再活性化に向け、どのように取り組むお考えか、そのタイムスケジュールも含め、お伺いいたします。

 次に、環境政策について2点お尋ねいたします。第1に、ごみ問題についてであります。昨年10月、プラスチック製容器包装の分別収集の開始に伴い、分別収集方法の大幅な変更を行いました。そこで、これに関して、分別収集方法の変更前後におけるごみ収集量並びにごみ処理量の変化及び改正によって新たに浮かび上がってきた諸課題についてどのようなものがあるか、具体的にお伺いいたします。 第2に、地球温暖化対策についてであります。ご案内のとおり、先月2月16日に長年の懸案でありました京都議定書がようやく発効となりました。これにより、2008年から2012年までの間に、この議定書で求められている温暖化ガスの削減目標である1990年比6%の減に加え、1990年以降2003年度までの時点での増加量8%分を含め、計14%の温暖化ガスの削減が求められることとなります。そこで、京都議定書の発効を受け、本市では予算化上での基本的スタンスを含め、今後どのような取り組みを行うお考えか、お伺いいたします。

 最後に、東地区の諸問題について3点お尋ねいたします。第1に、狭隘道路の整備についてであります。東地区は、市街化区域でありながら、その一方で区画整理事業等の都市基盤上の面的な整備のおくれが目立ち、狭隘な道路が多いことから、市民生活上に大変な不便を来しております。当然のことながら、災害時や不測の事態が起きた場合の緊急車両の通行問題や子供たちの通学時等における安全の確保などの面で不安を訴える方も少なくありません。また、道路整備について見ますと、南北に延びる道路に比べ、東西の道路整備のおくれは否めません。特に大利根団地内の幅員16メートルの広い東西道路に接続する前箱田町に通ずる道路につきましては、地域住民の利用度の極めて高い生活道路でありながら、何十年も未整備のままであり、車のすれ違いにも支障を来している状況であり、また危険でもあります。そこで、この滝川にかかる1車線の橋梁問題を含め、このような狭隘道路につきましてはいつまでも放置することなく、何らかの対応が必要と考えますが、ご所見をお伺いいたします。 第2に、都市基盤整備における高崎市との連携についてであります。東地区は、本市全体の人口が微減している中で、現在急激にミニ開発が進み、人口が急増している地域であります。しかし、東地区が市街化区域であるのに対し、隣接する高崎市が市街化調整区域であることから、一体的な基盤整備が進まず、前橋、高崎のほぼ中央に位置する好立地条件にもかかわらず、地域の発展性が阻害されているように感じております。そこで、東地区の地域特性を生かすためにも、生活基盤整備上における高崎市との連携は必要不可欠であると考えますが、ご所見をお伺いいたします。 第3に、東小学校校庭の水はけの問題についてであります。この問題は、以前にも総括質問で取り上げさせていただき、その後早速対応いただいたところですが、あくまでも応急措置にすぎず、まことに残念ながら現状は以前とほとんど変わっておりません。雨が降った後他校との校庭の状況と比較してみても、東小学校校庭の状態の悪さは一目瞭然であります。そこで、同校の校庭の抜本的な改良に向け、取り組んでいただきたいと考えますが、ご所見をお伺いいたしまして、第1回目の質問を終わります。

【商工部長(養田雅香)】 中心市街地の再活性化について、今後の進め方、事業内容等についてのご質問ですが、お答え申し上げます。 まちづくりにぎわい再生計画策定のため組織されたプロジェクトチームで、にぎわい復活アイデア、プロジェクト8のアイデア、市民ワークショップでいただいたビジョン、考え方など多くの意見、提言を基礎資料として、計画策定に向けて検討をしております。今後の進め方については、本計画をもとに中心市街地活性化基本計画の見直し、さらにはまちづくり交付金やまち再生まるごと支援事業などの国の支援を受けるための都市整備再生計画の策定につなげ、平成18年度を目途に中長期的な事業実施を図ってまいりたいというふうに考えます。中心市街地の活性化を推進していく上で、できることはすぐに始めるという考え方から、平成17年度のにぎわい課所管の新規事業については、事業補助関係として4事業、中心市街地再生推進事業関係で4事業、計8事業の新規事業を計上させていただいております。新規事業の目玉として考えられる事業は、商店街空洞化対策事業の一環として熱血店舗開店支援事業補助金、中心市街地再生推進事業の一環としてはにぎわいステーションなどの取り組みがございます。よろしくお願いいたします。

【生活環境部長(高橋喜紀)】 環境政策についてのご質問に順次お答え申し上げます。 初めに、ごみ問題についてですが、昨年10月から市民の皆様にお願いいたしましたごみ分別の大きな変更は、これまで不燃ごみとして排出していただいておりましたプラスチック製品をリサイクルするプラ容器と可燃ごみとに分別していただくことと雑古紙を含めた紙類の資源回収の推進でございました。ごみの排出状況でございますが、昨年10月から本年2月までの収集量の前年比較では、不燃ごみが大幅に減少し、可燃ごみも若干減少したという結果になっております。これは、5カ月間という短期間の結果でございますので、今後の収集量の推移等を見ていく必要がございますが、市民の皆様のごみ分別の減量への意識の高まりと受けとめさせていただいております。この減量効果が継続されるとともに、拡大に向け、一層の協力を市民の皆様にお願いしていくことが私どもの課題であると受けとめております。 次に、地球温暖化対策の取り組みについてでございますが、本市では平成14年度に地球温暖化防止実行計画を策定し、市の事務及び事業から排出される温室効果ガスの排出量を削減する数値目標を掲げ、温暖化防止対策を推進しておるところでございます。平成15年度の結果では、平成12年度を基準年度といたしまして0.6%、炭酸ガスの換算量でいきますと116トン削減いたした結果になっております。また、身近な食生活から地球温暖化問題を考えていただくためにエコクッキング教室を実施するとともに、地球温暖化防止月間、省エネルギー月間の取り組みとして身近な行動指針を市広報やホームページにおいて紹介するなど、地球問題に関して市民の皆様に対して各種啓発を図っておるところでございます。さらに、地球温暖化防止対策の一層の推進を図るため、新エネルギーの導入推進を目指しまして、住宅用太陽光発電システム設置者に対しての設置費の一部を補助する事業をこのたび提案をさせていただいておるところでございます。いずれにいたしましても、国を挙げて地球温暖化防止対策に取り組んでいくことが叫ばれているとともに、本市が昨年7月に行った環境都市宣言には、地球に優しい環境づくりを家庭、地域から始めますとありますことからも、市の取り組み状況を市民、事業者の皆様にお知らせしながら、今後とも地球温暖化防止対策の推進に取り組んでいきたいと考えております。

【建設部長(荒井弘行)】 東地区の諸問題、狭隘道路の解消の考え方についてお答えいたします。 東地区の地域、まちによってですが、幅員の狭い道路がある現状は承知しております。幅員が狭い道路沿線に多くの建築物が建ち並んでおります。そういった現状からいたしますと、狭隘道路それぞれの道路の拡幅等の整備事業を行っていくことはちょっと難しいかなと考えられます。しかし、大利根団地から前箱田町までの上新田前箱田線につきましては、幅員16メートルの道路として都市計画決定されておりますことから、今後の財政状況を踏まえ、整備計画において事業可能となりますよう検討を行ってまいりたいと考えております。 次に、高崎市との一体的な基盤整備についてでございますが、議員さんご質問にもございましたように、市街化区域と調整区域としての土地利用の違いがございます。幅の広い一体的な基盤整備については難しいのではないかなと思われます。また、高崎との連携事業といたしましては、大利根緑地を平成15年3月に開設しております。また、新前橋駅川曲線の道路整備事業についても第1期区間の事業が完了して、現在1,250メートルが暫定供用しております。現在終点までの第2期、第3期も同時に事業を進めておりまして、この路線について平成18年度に前橋市の南部環状線から高崎市の国道17号線までが開通する予定でございます。このような状況から、前橋、高崎連携事業としての道路整備事業等を今後も積極的に行うことにより、高崎市との一体的な基盤整備の一環にしてまいりたいと考えております。

【管理部長(中原惠治)】 東小学校校庭の排水対策についてでございますが、学校要望等踏まえまして、平成14年8月に校庭全体の表層をはがし、勾配をつけ、ゴンベ砂による表面仕上げを行い、雨水を校庭西側のU字溝に流れ込むよう施工いたしました。その結果、一時改善をいたしましたが、現在では教育活動や地域活動によりへこみができ、そこに水がたまる状況となっております。東小校庭は、土質が粘土を多く含んだ土壌であること、またすぐ西側を滝川が流れ、降水時には水位が高く、川への排水が難しいことなど幾つかの課題がございます。このようなことから、排水対策を根本的に改善するためには大がかりな工事が必要になると想定をされております。そこで、当面は校庭の排水状況を見守りながら、今後例えば校庭の一部を掘削し、砕石に置きかえるなど、さらに研究をしてまいりたいと考えております。

【20番(中島資浩議員)】 ありがとうございました。第2質問させていただきます。 初めに、中心市街地に関する新規事業について3点お尋ねしたいと思います。第1に、熱血店舗開店支援事業についてでありますが、この事業の概要は中心市街地の空き店舗に新規出店する場合に店内改装費と家賃の一部を補助する制度であります。このうち家賃補助制度でありますが、これまでの実績から、同業者からのクレームにつながりやすいこと、また同趣旨で制度化されておりましたチャレンジショップについては、出店した方の中で、まことに残念ながらその後だれも中心市街地に出店されていないという実情から見ても、家賃補助には制度的に限界があるのではないかと考えております。そこで、これまでの反省を生かし、本事業にどう取り組むお考えか、ご所見をお伺いいたします。 第2に、にぎわいステーションの創設についてであります。本事業の概要は、中心市街地の空き店舗を借り上げ、さまざまなソフト事業を行う拠点とするものであります。これは、イメージといたしまして、この春総合福祉会館内に設置される市民活動支援センターに関連して、これまで提案してまいりました中心市街地における市民活動の拠点整備に近いものと認識しており、大いに期待するところであります。そこで、本事業をさらに発展的にとらえ、空き店舗のみならず、8番街や銀座イベント広場、勢多会館跡地等の空き地についてもにぎわいステーションの創設に生かしてみてはと考えますが、ご所見をお伺いいたします。 第3に、歩いて楽しい広瀬川河畔づくり調査事業についてであります。本事業につきましては、予算的には1,000万円が計上されており、広瀬川の魅力を生かしたまちづくりに対する市長さんの並々ならぬ意気込みが感じられ、大変心強く、また大いに期待されるところであります。そこで、本事業の進め方やその後のタイムスケジュール等、その概要についてお伺いいたします。

 次に、ごみ問題について、さらに2点お尋ねしたいと思います。第1に、ごみの減量とリサイクル率の向上に向けた取り組みについてであります。先ほどのご答弁によりますと、分別収集方法の変更による一定の成果が得られつつあるということでありましたが、まだまだ改善の余地があるのではないかと思っております。例えば紙類の回収については、昨年の10月から雑古紙も有価物回収品目に加えていただきましたが、有価物の回収はおおむね3カ月に1回程度であり、どうしてもその間家庭で保管しておくことが困難なためか、可燃物の収集日に新聞紙や段ボール、雑古紙等の紙類が出されてしまっている光景をよく目にします。そこで、さらなるごみの減量とリサイクル率向上のためにも、紙類についてはルート収集化、あるいは常設の拠点回収場所を整備するなど、排出機会をふやす早急な対応が必要であると考えますが、ご所見をお伺いいたします。 第2に、プラスチック製容器包装のルート収集の毎週化についてであります。現在、昨年10月のプラスチック製容器包装の分別回収開始以降、特定の曜日がこの収集日に割り振られておりますが、月に1度これと同じ曜日が不燃物の収集日とされております。しかし、これが混乱のもととなりまして、収集品目を間違えたと思われる警告シールを張られたごみが昨年10月の制度改正以降大変多く目についております。そこで、この対応策として、プラスチック製容器包装の回収を毎週化する必要があると考えますが、ご所見をお伺いいたします。

 最後に、地球温暖化対策について2点お尋ねいたします。第1に、家庭における取り組みについてであります。さきにも述べましたとおり、我が国におきましては1990年以降2003年度時点で温暖化ガスの排出量が8%増加したということであります。その主な要因として、一般家庭における温暖化ガスの排出量が1990年以降2003年度時点で約30%以上増加したことにあると指摘されております。そこで、一般家庭における温暖化ガスの排出抑制が喫緊の課題であると考えますが、これにどう取り組むお考えか、ご所見をお伺いいたします。 第2に、太陽光発電設備設置費補助事業についてであります。昨年の合併に伴い、宮城村で既に取り組まれておりました本事業が本市でも継続されましたことは、全国でも有数の日照時間を誇る本市といたしましても大変意義あることであると思います。しかし、その一方で、市外からの新たな業者の参入も予想されます。そこで、市内業者対策、あるいは契約上のトラブルを避け、市民の皆様の生活を守るためにも、本事業の対象業者を市内業者に限定する方法もあろうかと存じますが、ご所見をお伺いいたします。また、公的施設等における太陽光発電設備の積極的な導入につきましてもあわせてご所見をお伺いいたしまして、第2質問を終わります。

【商工部長(養田雅香)】 中心市街地の再活性化についての第2質問、熱血店舗の事業のこと、それからにぎわいステーションに関連してのご質問です。お答えします。 初めに、熱血店舗開店支援事業につきましては、熱意と意欲のある方に町中で新たに店舗経営にチャレンジしていただくことをねらいとするものです。そのための支援として、店舗改装費と家賃の一部を補助していこうとするものであります。今後中心商店街協同組合とも連携を図りながら、商店街の不足業種の誘致など、各通りの特色を生かした商店街づくりとも連動した取り組みとして、またただ単に商店街の空き店舗対策ということではなく、新規開業者の育成支援に重点を置き、商店経営指導のためのアドバイザー派遣等もあわせて行い、魅力と個性ある店舗づくりという視点で総合的に事業推進を図っていこうと考えております。 次に、にぎわいステーションの取り組みについてでございますけれども、現在ソフト事業としてイベント広場あるいはその他の低未利用地というか、空間を活用しての取り組みがございますけれども、イベント広場については暫定整備後10年の月日が経過をいたしました。施設の老朽化も若干進んでおり、有効的にこのスペースを生かし、中心市街地の活性化につなげるにはどうしたらよいか考える時期に来ていると思います。また、8番街の利活用についても現在駐車場としての活用もございますけれども、市民合意を前提とした多面的な利用方法も含め、そのあり方や導入機能についてもこのプロジェクトチームにより検討を重ねております。議員さんご指摘の当面の活用としてイベントの開催等による有効活用も一案であると思いますけれども、市の若手職員のプロジェクト8や市民の皆さんを対象としたにぎわい復活アイデア募集の中にもいろいろと利活用にかかわる意見を、提言、アイデアなどもいただいております。今後このプロジェクトチームの皆さんと一緒になって有効利用方法策について検討し、できるものから取り組んでまいりたいというふうに考えております。以上です。

【市長公室長(根岸雅)】 歩いて楽しい広瀬川河畔づくり調査事業についてでございますが、広瀬川は中心市街地を流れる貴重な空間でございます。まちづくりにぎわい再生計画策定のプロジェクトにおきましても、広瀬川が活用されていない、中心市街地に人との出会いや時間を過ごす点がない、歩いて楽しめるまちづくりをといったようなことなどが論議をされておりますことから、このようなご意見も反映させていただき、中心市街地の再生に結びつけられるような広瀬川河畔の活用策について調査を進めていきたいというものでございます。そして、調査に当たりましては、水辺空間と商業地が一体化し、にぎわい交流できる空間が創設できますよう、例えば道路空間の有効活用やオープンスペースの確保などを検討していきたいというふうに考えております。また、この調査は構想だけに終わらず、事業化に向けた課題整理に加えまして、プロセスやスケジュールの見通しも整理しながら、具体的な事業計画となるよう取り組んでまいりたいというふうに考えております。

【生活環境部長(高橋喜紀)】 環境政策についての第2質問に順次お答えさせていただきます。 古紙などの有価物の拠点回収についてでございますが、昨年の10月、それから12月、本年の2月、それぞれ実施をさせていただいてまいりました。新年度につきましても、4月から偶数月に実施していくことで現在計画を進めておるところでございます。また、有価物の拠点回収の回数や場所の拡大、さらには常設拠点回収等につきましてのご提言でございますが、引き続き検討させていただいてまいります。さらに、古紙などの有価物のルート収集についてでございますが、費用等の面も考え合わせまして、検討課題とさせていただきたいと思います。 次に、プラ容器と不燃ごみの収集日の見直しについてでございますが、合併をさせていただきまして、大胡、宮城、粕川支所管内のごみ分別や収集体制など制度の統一を検討したいと考えておりますので、それらとあわせながら検討させていただきたいと考えております。 次に、地球温暖化防止対策の関係でございますが、この推進に向けましてはクリーンエネルギー、新エネルギー、省エネルギー等のもろもろの研究、検討が必要かと思っております。それとあわせまして、市民、事業者、行政が一体となって取り組むことがこの事業の中心的な課題かと受けとめております。それで、具体的なことになりますが、市有施設への利用というふうなことにつきましては、小学校、中学校の校舎や斎場等の今後建設が予定されております市有施設につきましては、新エネルギー並びに省エネルギー設備を備えつける等の要望を関係各部局にお願いするとともに、積極的に展開をさせていただく考えでございます。 次に、太陽光発電設備の補助要件に市内業者をというふうなことでございますが、市内の業者を大切にすることは重要なことと理解しております。そういう中で、太陽光発電の設備工事業者が市内業者かどうかで補助対象の判断をすることは、申請者の地球環境問題に関する意識のさらなる高揚及び地球温暖化防止対策の推進、新エネルギーの普及を目的とした事業の趣旨から判断した場合、なじみにくいものと思われますので、限定する考えはございません。

【20番(中島資浩議員)】 最後に1点、中心市街地の各種事業におけるにぎわい再生プロジェクトとの十分な連携強化についてお伺いいたしまして、すべての質問を終わります。ありがとうございました。

【商工部長(養田雅香)】 にぎわい再生計画については、プロジェクト、現在三つの分科会により構成され、すぐできるソフト対策などについては商店街活性化支援チームにより検討されております。既にこの分科会により、この4月2日、3日には中心商店街を舞台にさくらワッセなどの新たな催し物が企画されるなど、活性化に向けた取り組みが行われております。今後もまちづくりにぎわい再生計画プロジェクトの取り組みを市の事業や今後の商店街と連携した取り組みにつなげていくことが重要であります。熱血店舗開店支援事業、にぎわいステーションなど新規事業についてもプロジェクトチームとうまく連携をし、事業推進を図り、活性化につなげていきたい、このように考えております。以上です。

【20番(中島資浩議員)】 私は、市民の会として、議案第22号 平成16年度大胡町一般会計決算認定についてから議案第47号 平成16年度粕川村水道事業会計決算認定についてまで、以上26件の議案について、反対の立場から討論を行います。 前橋市監査委員作成の平成16年度大胡町、宮城村、粕川村各会計決算及び基金運用状況調書審査意見書によりますと、いずれにおきましても審査の結果の中で、提出された決算関係書類にはその根拠となる台帳や整理簿が整備されていないため、その適正性が明確でないものがある中で決算審査を実施したと記され、また審査に付された各会計歳入歳出決算、各会計歳入歳出決算事項別明細書及び財産に関する調書の計数は関係書類と不整合であり、数次にわたって訂正が行われた等々数多くの問題点が指摘されており、まことに残念でありますが、賛成することはできません。 以上申し述べまして、議案第22号から議案第47号まで、26件に対する反対討論といたします。

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