2004.05.17 : 平成16年第1回定例会(第4日目) 本文

【2番(中島資浩議員)】 総括質問をさせていただきます。

 初めに、中心市街地の再活性化について何点かお尋ねいたします。第1に、中心市街地再活性化への基本的考え方についてであります。これまで中心市街地の再活性化に向けてさまざまな検討がなされ、対策が講じられてまいりました。しかし、何といっても核となる民間大型商業施設の進出が待たれるところでありますが、現状からはその可能性は低いと言わざるを得ません。やはりまずは民間大型商業施設進出の呼び水的な事業を行政から仕掛けるべきと考えます。中心市街地ににぎわいが戻ってくれば、当然民間大型商業施設の進出も期待できます。また、中心市街地の再生に当たっては、郊外大型店にはない歴史や文化、それに広瀬川や馬場川といった自然を生かした潤いのある魅力あるまちづくりを行うことも大変重要であると考えます。そこで、1、行政主導による仕掛けづくり、2、潤いのある魅力あるまちづくりといった視点にかんがみ、中心市街地再活性化に向けたアプローチ等、基本的考え方についてお伺いいたします。

 第2に、8番街についてであります。8番街は、長年中心市街地再活性化の決め手として大変大きな期待が寄せられております。しかし、たび重なる計画案の凍結により、中心商店街関係者を初め市民の間にいつになったら8番街計画が実行されるのかといった失望感が広がりつつあることも事実であります。今こそ市民を巻き込んだ議論を呼び起こし、市民合意に基づき計画の実行に向けてしっかりとしたプロセスを踏むことが最も重要であると考えます。そこで、8番街再生に向けた基本的考え方についてお伺いいたします。

 第3に、旧リヴィンについてであります。昨年突如リヴィンの撤退が決定し、本年1月より空き店舗となっておりますが、これは中心市街地の再活性化を目指すさなかで、本市が抱える新たな、しかも大変深刻な問題と重く受けとめております。そういった中で、2月の市長選直後には旧リヴィンに専門学校進出の動きとの一部報道もありました。そこで、現時点において旧リヴィンの利用について具体的な話が進んでいるのかどうかお伺いいたします。

 第4に、交通規制問題についてであります。現在国道50号線を桐生方面から参りまして、旧リヴィン前の交差点は千代田通りへの右折が禁止されておりますが、その見直し問題とあわせ、千代田通りの相互通行化を望む声が地元を中心に上がり、その検討がなされているとのことでありますが、町中の交通規制によって、中心市街地に自動車で入りにくい状況となっているケースがほかにも見受けられます。例えば国道17号を北に向かって5番街駐車場北の交差点も右折レーンがありながら銀座通りへの右折が禁止されており、また立川町通りを国道17号線から入ってすぐのスズランスポーツ裏に向かう道路へも右折禁止となっており、中心商店街関係者だけでなく、買い物に訪れる市民の方々からも右折を認めてほしいとの声が寄せられております。そこで、この際中心市街地の交通規制に基づく懸案事項について総体的に見直す必要があると考えますが、ご所見をお伺いいたします。

 第5に、コミュニティバスの路線拡大についてであります。マイバスが導入され、間もなく2年がたとうとしております。市民の方々の評判はすこぶる好評であり、新たな路線拡大を期待する多くの声も寄せられております。そこで、そろそろ路線の拡大を検討してみてはと考えますが、ご所見をお伺いいたします。

 次に、環境都市宣言について何点かお尋ねいたします。私は、環境都市宣言に向け、今後積極的に環境政策に取り組むという高木市長さんの姿勢を率直に大変うれしく思っております。そこで、環境都市宣言に向け、非常に重要と思われる幾つかの点についてお伺いいたします。第1に、ごみの減量についてであります。高木市長さんは、2月の前橋市長選挙におきまして、ごみの無料化を公約として掲げ、当選を果たされました。ごみ無料化の中で、ごみの減量化を実現しなければなりません。そこで、このたび平成20年度到達目標、年間1万1,000トンを焼却、埋め立て処理からリサイクルへとのごみ減量化の数値目標が示されましたが、その裏づけ、すなわち数値目標達成に向けてのアプローチの手法についてお伺いいたします。また、ごみ有料化の際の数値目標として、前年比で可燃ごみ20%減、不燃ごみ10%減、粗大ごみ10%減、資源ごみ10%増が掲げられておりました。私は、ごみ無料化の中でもこの数値が数値目標の一つの基準となると考えております。そこで、これとの比較において今回示されました数値目標がどのようなレベルにあるのかお伺いいたします。

 さらに、ごみ有料化の検討の際、その原点となったのが負担の公平性についてでありました。すなわちごみ有料化は、ごみ減量化の努力をした人が報われるシステムでもありました。そして、それは同時にかねてからの懸案でありました行政では回収義務のない事業系ごみの不法排出に対する次善策の一つとしてもとらえておりました。そこで、ごみ無料化の中で負担の公平性をどのように担保するお考えか、また事業系ごみの不法排出対策についてご所見をお伺いいたします。

 第2に、太陽光発電の促進についてであります。この点は、先ほど来ほかの議員さんからもたびたびご質問がありましたけれども、環境都市として、また地球温暖化対策として太陽光エネルギーの利用も極めて重要であると考えます。そこで、行政として太陽光発電システムを積極的に導入し、さらには市民レベルでの太陽光発電システムの導入を積極的に支援することで、市内における電力自給率の向上を目指してみてはと考えますが、ご所見をお伺いいたします。

 第3に、環境教育の強化についてであります。環境問題の解決には、環境教育が必要不可欠との認識は環境問題に携わる者共通の認識であります。そこで、このたび示されました児童文化センターに予定されている環境公園を環境教育の拠点とすべきと考えますが、その概要についてご所見をお伺いいたします。また、環境教育の拠点としては、大室公園等、ほかの候補地も考えられると思いますが、なぜ児童文化センターが選ばれたのか、その根拠についてお伺いいたします。

 第4に、都市緑化の推進についてであります。環境都市として、さらには水と緑と詩のまちとして都市緑化の推進も大変重要な要素であると考えます。そこで、前橋の特色を生かしたまちづくりを行う上でも、都市緑化の推進に向けたより細やかな取り組みが必要であると考えますが、ご所見をお伺いいたします。

 第5に、庁舎内におけるごみ減量化の取り組みについてであります。環境都市宣言に伴って、市民の皆様にさまざまなご協力を願うケースもあろうかと思います。しかし、市民の皆様にご協力をお願いする前に、まず市としても環境都市としての具体的な姿勢を示すことも大変重要であると考えます。そこで、現在庁舎内におけるリデュース、リユース、リサイクルの取り組みについてお伺いいたしまして、第1質問を終わります。

【商工部長(養田雅香)】 中心市街地の再活性化について貴重な提言を含め、ご質問をいただきました。順次お答えを申し上げます。

 中心市街地の活性化の基本的な考え方についてでございますが、中心市街地には県都前橋の中心として市内はもとより、市外からも多くの人々が集まれるにぎわいのあるまちづくりが必要であります。そのためには商業のみならず、文化、芸術、保健、福祉、教育など自由空間の整備等、さまざまな要素を組み合わせた多様な都市機能の備わったまちづくりが必要であると考えます。現在にぎわい課を中心市街地に設置したことにより、商店街、市民の方々からさまざまな提言をいただいており、市民の声を、商店街の声を反映した活性化策を検討、推進していきたいと思っております。

 次に、8番街地区の整備について今後のプロセスということでございますが、8番街地区の整備につきましては、中心市街地活性化基本計画の中にも位置づけられておるわけでございますけれども、地権者、商店街、市民等の声を反映し、実効性のある活性化策を検討、調整してまいりたいと思います。市の貴重な財産も今駐車場でございますけれども、より効果的に生かせる方策を早急に検討していきたいというふうに思っております。

 また、次にリヴィンの跡地利用についてでございますけれども、床面積約2万4,000平米の資産が私の財産ではございますけれども、貴重な位置に眠っております。活性化に当たり、重要な潜在能力という位置づけがございますので、これらについても市が受けた情報を保有者にも伝えて、早急に生かせるような方策に真剣に取り組んでいく、そういう考え方を持っております。以上でございます。

【市長公室長(根岸雅)】 中心街の交通規制の総体的な見直しについてでございますが、現状の中心市街地の交通規制につきましては、前橋警察署が交通安全を基本にいたしまして、円滑な交通の流れの確保のために一方通行規制を取り入れるなど、総体的な検討を加えて実施されているものでございます。今後前橋警察署が公安委員会の許可を得まして千代田通りの総合交通化なども含めまして再度規制の見直しがなされるものというふうに考えております。

 次に、コミュニティバスの路線拡大の関係でございますが、これまで市といたしましては廃止代替バスの運行や路線空白地域解消に向けました新規路線の導入を行ってきたところでございますが、相互交通体系の確立を進める上におきまして、自家用車と公共交通のバランスのとれた交通環境を整える観点から、公共交通のさらなる利便性が求められてきておるところでございます。そのような中で、平成14年6月から運行を開始いたしましたコミュニティバスにつきましては、ワークショップ等で市民の方々のご意見を聞きながら、路線や運行内容等が決定されたところでございます。

 コミュニティバスの路線拡大とのご提案でございますが、当面は現行でのさらなる利用促進を進めていきまして、運行内容の定着を図った上で需要の動向を慎重に見きわめながら進めていく必要があるというふうに考えておるところでございます。

 路線等の見直しにつきましては、時期をとらえながら、これまでの導入経緯を踏まえ、ワークショップ等を開催いたしまして、多くの市民の皆さんのご意見を聞きながら検討していきたいというふうに考えております。

【生活環境部長(高橋喜紀)】 減量化の数値目標についてでございますが、具体的な内容につきましては可燃ごみの中にある紙製容器包装類及び雑古紙類合わせて7,000トンを有価物集団回収と拠点回収により回収しようとするものでございます。また、廃プラスチックのうちの4,000トンをプラスチック製容器包装類として分別収集し、リサイクルの推進を図っていこうとするものでございまして、ごみの焼却、不燃物処理及び埋め立て量の減量化を図ることが目的でございます。

 なお、有料化検討時の減量目標との比較でございますが、今回の計画目標値とは算定方式が異なっておりますので、新たな前橋方式による減量目標ということでご理解をお願いしたいと思います。

 次に、負担の公平性についてでございますが、ごみ問題に対する市民意識の高揚とごみの減量化対策が大切であると考えております。したがいまして、市民の皆様に対し、ごみの減量とリサイクルの推進につきまして従来にも増して啓発、啓蒙してまいりたいと考えております。

 次に、事業系ごみの不法排出についてでございますが、事業系ごみの適正排出、処理に向けての指導を継続するとともに、ごみの発生抑制と資源化の取り組みにつきましても、あわせて啓発してまいりたいと考えております。

 次に、太陽光発電システムの市有施設への導入についてでございますが、本市では総合福祉会館や市立前橋高校におきまして太陽光発電を一部導入させていただいております。また、市民への太陽光発電システムの導入支援につきましては、新たな制度を設け、クリーンエネルギー対策の推進を図っていきたいと考えております。

 次に、環境公園の場所の選定の考え方でございますが、児童文化センターではソフト面におきまして子ども環境冒険隊としての活動、野メダカの会による絶滅危惧種であるメダカ飼育を通じての環境啓発活動、自然を見詰め直すための桜観察会等が毎年開催されております。また、群馬大学の学生による各種教室における講師としてのボランティア活動の実績もございます。さらに、ハード面では公園内にビオトープが設置されていること、桜、コブシ、ミズキ、イチョウの木等の各種樹木が植えられておりまして、環境の学習の場としての性格も持ち合わせていただいております。このように児童文化センターには環境教育を実践するための素地があることから検討をさせていただこうとするものでございます。

【建設部長(荒井弘行)】 都市緑化の推進についてお答えいたします。

 本市では緑豊かなまちづくりを推進するため、平成10年度に策定されました前橋市緑の基本計画に基づき、各種の緑化推進施策を展開しております。この中で道路の緑化も重要な施策の一つに位置づけておりまして、高木の植栽位置や樹種などにつきましては、沿線住民の皆さんと意見交換しながら積極的に取り組んできております。

【総務部長(飯塚朝一)】 庁舎内におけるごみの取り組みでございますが、不燃、可燃、それから資源ごみの分別の徹底、それから月1回の古紙の回収を行い、有価物の回収に取り組んでおります。今後さらにごみ減量化及び分別排出について努力を徹底してまいりたいと考えております。

【2番(中島資浩議員)】 ありがとうございました。第2質問をさせていただきます。

 初めに、旧リヴィンについてお尋ねいたします。8番街については、今後市民の皆様からの意見を集約し、計画、着工、そして竣工というステップとなれば、なお相当な時間を要するということも考えられます。また一方、旧リヴィンについては当面の間、8番街の代替案として借り受け、複合公共施設としての活用を図ることも一案かと思います。その際、さきにも述べましたとおり、でき得る限り人を呼び込める複合公共施設であることが肝要であります。具体的には、高木市長さんはテルサを中央公民館にと公約で訴えられておられましたけれども、こういった中央公民館をリヴィンの幾つかのフロアに移設するということも可能かと思います。

 また、手狭となった中央図書館の移設や今後社会の重要なファクターとなるであろうNPOやボランティア活動などをサポートする市民活動支援センターあるいは若者を中心とするベンチャービジネスを支援するSOHO支援センター、こういった多目的な利用方法も検討に値すると考えます。さらには高校が郊外に移転し、高校生が町中から消えたことも活気がなくなった要因との声も聞かれる中で、中央図書館の自習室は放課後、高校生を中心に盛況で、席を確保できなかった生徒は一部県庁の昭和庁舎等を利用しているという状況であるということから、旧リヴィンのワンフロアに充実した自習室を設置することも検討の余地があるのではないかというふうに考えております。そこで、旧リヴィンの複合公共施設としての活用についてご所見をお伺いいたします。

 次に、環境都市宣言について、さらに何点かお尋ねいたします。第1に、ごみの減量化についてでありますが、まず紙製容器包装類及び雑古紙のリサイクル、いわゆる紙の分別、リサイクルについてでありますが、このたび対策案が示されたことは一歩前進と歓迎しております。しかし、通常の可燃ごみ収集所に新聞紙、雑誌、段ボール等、多くの有価物が見受けられる中で、有価物回収の中の一品目に追加する原案では、その効果に若干疑問もあるということであります。なかなかおおむね3カ月に1度の有価物集団回収まで待っていられないのが現状であります。そこで、プラのルート収集導入時に紙のルート収集もあわせて導入できないか、ご所見をお伺いいたします。また、有価物拠点回収についてでありますが、より身近なところに有価物拠点回収場所を設けていただけるということは大変ありがたいことであると思っております。そこで、当面最低でも各地区公民館ごとの設置を期待しておりますが、ご所見をお伺いいたします。

 さらに、リサイクルセンターの設置についてでありますが、環境都市宣言の後の取り組みが極めて重要であり、日本の環境首都を目指し、いわゆるごみのゼロエミッションを目標とすることをぜひ提案したいというふうに思います。そのためにはリデュース、リユース、リサイクルの徹底が必要不可欠であります。そこで、その拠点機能として第五次総合計画にも盛り込まれておりますリサイクルセンターの設置が待たれるところでありますが、その見通しについてご所見をお伺いいたします。

 第2に、環境教育の強化についてであります。環境先進国ドイツでは、環境教育の拠点として子供たちに大変親しまれている丸太で組まれ、草花が生える小高い丘のような外観のエコステーションが設けられ、そこに環境保護団体の専門家が配置され、さまざまな環境教育プログラムが用意をされております。そこで、環境公園の整備に当たっては、これを参考に環境教育の拠点であるエコステーションの設置を検討してみてはと思いますが、ご所見をお伺いいたします。

 第3に、ISO14001の取得についてでありますが、これは先ほど石塚議員さんも同類の質問をされておりますので、ここでは要望ということにさせていただきたいというふうに思います。先ほどの庁内におけるごみの減量化に関するご答弁によりますと、これまでは市内一般家庭ごみの処理レベルと大差はないというふうにお伺いをいたしました。しかし、環境都市宣言をするに当たっては、全庁的なごみ減量化に取り組む必要があるというふうに思います。三重県庁では、国際的環境基準であるISO14001を自治体として認証取得し、ゼロエミッションを掲げ、庁内からごみ箱を撤去し、徹底した分別回収を行ったところ、ごみが約8割減少したというふうに仄聞しております。そこで、本市も環境都市としてISO14001を取得し、庁内挙げてのごみの減量化に取り組んではと思いますので、その点提言をさせていただきます。

 時間が来ましたので、これですべての質問を終わります。

【商工部長(養田雅香)】 リヴィン跡地に複合公共施設の位置づけ、活用ができないかというご質問でございますが、リヴィン跡地につきましては、その立地条件からそこに期待される役割と機能を考えることが必要であると思います。その一つとして、商店街への波及効果が高いもの、リヴィンが活用されることにより、活性化の相乗効果が期待されなければならないと、まず考えております。市民の声の中には、リヴィンの地下にあった生鮮食料品売り場の利便性のよさ等を求める声もあります。また、中心市街地全体としての回遊性の視点もございます。リヴィンから他の店ヘ、商店街からリヴィンヘという回遊性は郊外にはない魅力であった実績もございます。リヴィンの跡地の公共施設としての利用についての提言につきましては、中心市街地の集客策の一つと考えられますが、このような観点からの検討も必要であると考えております。また、リヴィン跡地はご案内のとおり民間所有でございます。所有者の意向が重要であります。建物についても大規模であるため、所有者がどのような考え方で賃貸借について条件を持っているかということも改めて再確認をし、課題を整理し、施設全体としての運営上の課題等も考慮して協議をしていきたいと思います。市といたしましても、今後中心市街地再生に向けた取り組みを進めていく中で、中心市街地全体の位置づけ等を踏まえた上で検討をしてまいりたいと思います。以上です。

【生活環境部長(高橋喜紀)】 初めに、紙製容器包装類及び雑古紙のリサイクルについてでございますが、資源ごみとしてルート収集に乗せるのも一方策であるとは思いますが、本市におきましては従来から自治会や子供会が中心となって有価物として回収を実施していただいておりますので、現行の方式を中心に拠点回収の試行等を実施し、検討してまいりたいと考えております。

 次に、有価物拠点回収についてでございますが、自治会や子供会等が実施している有価物集団回収などの排出機会に恵まれない市民を対象に、市有施設において有価物集団回収を試行的に実施しようとするものでございます。

 なお、地区公民館単位での設置につきましては、関係部課と協議してまいりたいと思います。

 次に、リサイクルセンターの建設についてでございますが、地球環境の保全とリサイクルの推進、資源の有効利用を推進する拠点としてのリサイクルセンターの設置は、市民へのごみの減量と再資源に対する普及啓発を図る上で有益な施設であると認識いたしております。本市の現状は、リサイクル中間施設でございます瓶、缶の選別施設及びペットボトルの処理施設が別々に設置されていること、さらにはそれぞれの施設の耐用年数との絡みもございますので、二重投資とならないよう検討する必要があるものと考えております。引き続き検討してまいりたいと思います。

 次に、環境公園の機能付与の設置に当たって、ドイツのエコステーションを参考にしたらというふうなお考えでございますが、環境公園の機能付与に当たりましては、環境学習の実践の場となることを目的に、総合的な角度から研究させていただきたいと思います。以上です。

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